お知らせ

法務オートメーション「OLGA(オルガ)」、複数文書間の整合性をAIが自動でチェックする「文書間整合性チェック」機能をリリース

GVA TECH株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 俊、以下GVA TECH)は、法務オートメーション「OLGA(オルガ)」に、複数の契約書やファイル間の整合性をAIが自動でチェックする「文書間整合性チェック」機能を搭載したことをお知らせいたします。

 

リリースの概要

契約業務においては、商品の仕入契約と販売契約、元請契約と下請契約、また過去の類似契約と新規契約など、複数の文書間で内容の整合性を確認する場面が頻繁に発生します。従来、この作業には以下のような課題がありました。

  • 煩雑な目視確認、手作業による工数増: 複数のファイルを開き、関連する条項を目視で一つひとつ照らし合わせたり、関連する条項がわかりやすいよう手作業で表形式にまとめるなど、膨大な時間がかかる。
  • 確認漏れのリスク:人の目で確認するため、条項の見落としや、転記のミスなどが発生するリスクがある。
  • 業務の属人化:契約内容を深く理解している担当者でないと、記載内容の関連付けが難しく、特定の担当者に業務が集中しがちになる。

これらの課題を解決するべく、AIを活用して複数文書間の整合性チェックを効率化する機能として、「文書間整合性チェック」をリリースいたしました。

文書間の整合性チェックを効率化する「文書間整合性チェック」機能の概要

基準となるファイルと、比較したい参照ファイル(複数選択可)をアップロードするだけで、AIが内容を読み取り、比較すべきポイントになるチェック項目を自動で作成します。

生成されたチェック項目ごとに、各ファイルの該当箇所が一覧で表示されるため、各文書間で瞬時に内容を比較・確認することが可能です。

また、チェック結果はCSVファイルで出力でき、チームや事業部門への共有も簡単に行うことができます。過去の比較履歴は一覧で確認することもでき、ナレッジの蓄積にも貢献します。

 

具体的な利用シーン

本機能は、以下のようなシーンでご活用いただけます。

  • 仕入契約と販売契約の整合性: 複数の仕入先・販売先がある場合でも、各契約間の条件(価格、納期、責任範囲など)の矛盾や不利な点がないかを確認。
  • 元請契約と下請契約の整合性: 元請として顧客と結んだ契約内容を、複数の下請業者との契約に正しく反映できているかを確認。
  • 自社ひな型・規程の整合性: 複数の契約書ひな型や、関連する社内規程との間で定義や内容に矛盾がないかを確認。
  • 自社ひな型作成時の相場調査: 他社の類似契約書を複数読み込ませ、一般的な条項や条件の相場感を把握し、自社ひな型作成の参考にする。

本機能がもたらすメリット

  • 作業時間の大幅な短縮: これまで担当者が手作業で行っていた複数ファイルの照合作業をAIが代替。整合性チェックにかかる時間を大幅に削減します。
  • 確認漏れのリスクを低減: AIが契約上の重要な観点からチェック項目を提示し、関連条文を自動で抽出。見落としがちな不整合や矛盾点の発見をサポートします。
  • 法務部門と事業部門の円滑な連携:法務部門と事業部門双方のアカウントで利用可能です。事業部門でも一次的な比較によるチェックが可能となり、契約プロセス全体が迅速化します。

 

今後もGVA TECHでは、ユーザーさまからのお声を参考にしてプロダクト開発を進め、的確な契約書レビューを効率的に行いたい企業法務担当者や弁護士の皆さまを支援して参ります。

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