法務部門による対応が必要な案件を選別し、本来の高度な業務への集中を支援
GVA TECH株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山本 俊、以下「GVA TECH」)は、法務オートメーション「OLGA(オルガ)」に、依頼フォームの入力内容から法務部門の対応が不要な案件をAIで自動判定し、事業部門の自己対応へ振り分ける「自動一次振り分け(前捌き)」機能を搭載したことをお知らせいたします。
本機能により、法務部門が対応しなければならない案件数を削減し、より専門性の高い法務業務に集中できる体制を実現します。また、法務部門からの回答を待つことなく、事業部門内で完結できるようになるため、事業スピードの加速に貢献します。

■ リリースの背景
企業の法務部門には、日々多様な契約書レビューや法律相談の依頼が寄せられます。その中には、難易度が低く判断基準が明確で、事業部門側で自己対応できる案件も多く含まれています。従来は、これらを含めたすべての案件を法務部門側で対応することが多く、工数の増大および事業部門側での対応開始までのリードタイム発生が課題となっていました。
これらの課題を解決すべく、「OLGA」は案件受付時の最初の振り分け判定を自動化し、法務部門が本当に対応すべき案件のみを受け付ける自動一次振り分け(前捌き)機能をリリースいたしました。GVA TECHの法務部門においては、本機能の活用により法務部門の対応件数を20%削減する効果を確認しており、今後も削減率は増加する見込みです。
■ 自動一次振り分け(前捌き)機能の概要
事前に法務部門で設定したルールに基づき、法務部門へ依頼された内容をAIが自動で評価し、事業部門での自己対応が可能な案件を即座に判定します。
- 柔軟な前捌きルールの設定:案件依頼フォームの項目ごとに、詳細なルール設定が可能です。
- 依頼者への自由な通知(Slack / Teams対応):事業部門対応と判定された場合、依頼者に対して判定結果を通知します。通知文面はルールごとに柔軟にカスタマイズでき、社内で用意のあるチェックリストやQ&Aチャットを一緒に案内することで、事業部門側でのスムーズな自己解決を促します。
- 安全確実な再依頼ルート:事業部門側で判断に迷った場合や、法務部門の精査が必要になった場合に備え、通知内からワンクリックで「法務部門への再依頼」が可能なルートを設置。法務部門側からも、チャット欄でのメッセージ送信からもシームレスに法務部門対応へ復帰させることができます。
■ 本機能がもたらすメリット
本機能は、法務部門・事業部門の双方に以下のメリットをもたらします。
- 法務部の工数削減と業務の高度化:これまで法務部門が受けていた依頼の一部を、事業部完結に移行。法務部門が対応する案件を削減し、より専門性の高い法務業務に集中できる体制を実現します。
- 事業部門のリードタイム短縮:法務部門からの回答を待つことなく、自部門で完結できるようになり、事業スピードの加速に貢献します。
- 記録の蓄積とトレーサビリティの確保:事業部完結となった案件もOLGA上には完了済みの案件として記録が蓄積されるため、後から状況をトレースすることが可能です。これにより、後日確認が必要となった場合や、過去の対応経緯を振り返る際にも安心です。
今後もGVA TECHでは、ユーザーさまからのお声を参考にしてプロダクト開発を進め、企業法務担当者や弁護士の皆さまを支援して参ります。
■法務オートメーション「OLGA」について
法務オートメーション「OLGA」は、法務案件管理・契約書レビュー・契約書管理・CLM(契約ライフサイクル管理)まで、分散した法務業務を一気通貫で自動化する法務SaaSです。
外部ツールとの柔軟な連携により、これまでバラバラに管理されていた情報や業務フローを統合し、単なる業務の効率化にとどまらず、「人にしかできない判断」に集中できる仕組みの構築を支援します。
実際に導入効果として、ある企業では、年間1万件以上あったExcelでの管理・ファイル格納の工数がゼロになりました。また、年間約2,700件あった法律相談が900件以下に減少するなど、大幅な業務効率化と生産性向上を実現しています。